「鬼無里ふるさと資料館」への訪問
「鬼無里ふるさと資料館」への訪問

2023年 9月3日(日曜日) 9月3日、務台俊介 衆議院議員にお声掛けをいただき、長野県長野市鬼無里村にある「鬼無里ふるさと資料館」(麻文化資料館)へ、麻文化に関心の高い東京からのお客様方とご一緒に同行させていただきました。

「鬼無里ふるさと資料館」は、長野県にある四方を山に囲まれた里で、この里には昔ながらの文化と自然が豊かに残されています。
鬼無里(きなさ)という地名にはある伝説が関わっています。今から1,000年以上前、紅葉(もみじ)という美しく高貴な女性が京の都から追放されてこの地に来ました。住民は紅葉を都人ということで尊敬し、紅葉も住民に都の文化を伝えました。
  「鬼無里ふるさと資料館」は 昭和61(1986)年に開館。地域の歴史と文化を伝える拠点として設立されました。
かつて村の主力産業であった麻の栽培と畳糸生産に係る資料をはじめ、「一木彫」や「透かし彫り」など精巧で華麗な技が施された屋台(山車)、村ゆかりの彫刻家、北村四海・正信の作品、村内で守り伝えられてきた素朴な「山居仏」、鬼無里が生んだ和算家・寺島宗伴の遺品、奥裾花渓谷の自然に関する資料など、豊富な資料を展示されています。

豊富な資料
      
古畑館長から、ここ数年の来訪者や問い合わせ内容等などを伺い、意見交換を行うとともに、ご丁寧な説明をしていただきました。
   長野県の麻の歴史を知り、身近な植物としての利用用途が幅広く活用されていました。
法の施行と共に皆様と協力し合い、日本有数の生産地であった長野県の麻の産業を再び活気づけていくと共に、今回の素晴らしい機会に同行させていただけたこと、古くからの伝統の大切さを学ばせていただきました。

鬼無里ふるさと資料館 外観